よって150+15μ=30+30μより
μ=8……高齢者の時間指向係数
b. 倹約指向係数の決定
歩いて15分のところ、4分でつくバス(200円)が出ている場合に、何分待ちまでならば、バスに乗るか(健常者ならば5分待ち)を評価する係数について検討する。
歩行15分:S(f,t,¥)=10×15+μ×15=150+210=360
バス利用:S(f,t,\)=(6×5+1×4)十μ×9+ν×200
=34+126+200ν=160+200νよって360=160+200ν
ν=1.0……これが健常者の倹約指向係数
(なお、「時間指向係数」「倹約指向係数」とも「一次系」以外を仮定した系では明らかな桁違いが生じることが課題である。)
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